鶴岡に、少年議会を。
鶴岡少年議会創設準備実行委員会(Tsuruoka Youth Parliament Initiative/通称:タイピー)は、鶴岡に少年議会をつくるため、高校生6人で活動する準備組織です。
目標は、2027年4月。鶴岡市内に在住または在学する中高生が立候補し、自分たちの一票で代表を選ぶ「第1回鶴岡少年議会」の発足を目指しています。
始まりは、遊佐町少年議会。

この構想の出発点には、同じ庄内で活動する遊佐町少年議会があります。
中高生が立候補し、選挙で選ばれた代表が政策をつくる。その仕組みを知ったことから、「鶴岡にもあったら、絶対おもしろい」という発想が生まれました。
遊佐町が積み重ねてきた歩みがなければ、鶴岡で少年議会をつくる未来も、想像できなかったかもしれません。
その取り組みに学びながら、鶴岡に合った少年議会の形をつくろうとしています。
名前だけの「議会」にしない。
鶴岡少年議会は、まだありません。
今あるのは、2027年4月の発足に向けて動く、高校生6人の準備組織です。
彼らがつくりたいのは、中高生が集まって意見を発表するだけの議会ではありません。
自分たちで立候補し、自分たちの一票で代表を選ぶ。選ばれた少年議員が地域を調べ、政策をつくり、実現するところまで挑戦する。そんな少年議会です。
もし、テーマも進め方も大人が決めてしまえば、中高生が主役とは言えません。
一方で、中高生だけで政策をつくって発表しても、市や市議会に届かなければ、まちは動きません。それでは、名前だけの「おままごと」になってしまいます。
だから目指しているのは、市から独立しているけれど、市と離れてはいない少年議会です。
運営するのは中高生。市や企業とは、政策を実現するための仲間として協力します。
発足を待たずに、まず動く。
少年議会を実現するには、市、学校、企業、地域の協力が必要です。
しかし、まだ実績のない高校生6人が「協力してください」と伝えるだけでは、簡単には信じてもらえません。
そこで、少年議会に必要な三つのことを、発足前から実際に試しています。
政策をつくる
少年議員体験ワークショップでは、中高生が日常の「なぜ?」や「こうなったらいいのに」から、一人一つの政策をつくります。
AIや資料を使って原因を調べ、予算や制度も考える。最後は市議会議員へ発表し、質問や反対意見を受けて、もう一度考え直します。
ここで確かめるのは、中高生がどこまで本気の政策をつくれるのかです。
選挙をおもしろくする
生徒会選挙の立候補者にインタビューし、考えや公約を発信します。
名前や雰囲気だけではなく、「誰が何を変えたいのか」を知って投票する。身近な学校選挙から、自分の一票で未来を選ぶおもしろさをつくります。
声を市議会へ届ける
第0回少年議会では、ワークショップの参加者たちと一緒に、そこで生まれた政策をさらに調べます。
そして、市民が市議会へ意見や要望を正式に伝える「請願」に挑戦します。
政策を発表して終わるのではなく、市議会でどう話し合われたのか、何が実現を難しくしているのか、その後まで確かめます。
政策をつくる。代表を選ぶ。市議会へ届ける。
この三つの経験を、第1回鶴岡少年議会へつなげます。
鶴岡の中高生の一票から、議会が始まる。
第1回鶴岡少年議会では、「少年市長選挙」と「少年議員選挙」を行います。
立候補できるのも、投票できるのも、鶴岡市内に在住または在学する中高生です。
少年議会を率いる、少年市長
少年市長に立候補する人は、「鶴岡で何を実現したいか」をマニフェストにして発表します。
選ばれた少年市長は、自分のマニフェストに取り組みながら、少年議会全体をまとめます。少年議員の政策を受け取り、市や企業、地域との話し合いを進める役割も担います。
政策をつくる、少年議員
少年議員に立候補する人も、「自分は何を変えたいか」「少年議員になったら何をしたいか」をマニフェストにして伝えます。
当選後は、アンケートやインタビュー、資料調査を行い、予算や実現方法まで考えた政策へ育てていきます。
マニフェストに、決められた形はない
マニフェストのテーマや数、規模に制限は設けません。
市に変えてほしいことでも、企業と一緒に実現したいことでも、自分たちで始めたい活動でもかまいません。
立候補する時点で、完成した政策になっている必要もありません。まず必要なのは、「自分はこれを実現したい」という思いです。
当選したあとに調べ、人と話し、ときには内容を変えながら、実現できる形を探します。
小さな「こうだったらいいのに」を、消さない
友だちとの会話や、学校での何気ない一言から生まれたアイデアが、誰に伝えればよいか分からず、そのまま消えてしまうことがあります。
すべてのアイデアが実現するとは限りません。
それでも、最初から「無理」と決めるのではなく、少年議員が調べ、市や企業と話し、できる方法を探してみる。
「これ、少年議会なら実現できるかもしれない」
鶴岡の中高生がそう思える、希望のような場所を目指しています。
つくっているのは、高校生6人。
現在の6人は、少年市長や少年議員ではありません。
鶴岡市内に在住または在学する中高生の選挙で新しい代表が選ばれるまでの間活動する、準備チームです。

- 代表|佐藤 匠之輔
活動全体をまとめ、構想や方針を考える。 - 会計|山口 光希
活動に使うお金を記録し、管理する。

- 監査|草島 梢人
お金の使い方や活動の進め方を確認する。 - 渉外担当|木村 悠人
市役所、市議会議員、学校、企業などとの連絡を担う。 - 事務局|深澤 禅
会議の記録や資料など、活動の土台を整える。 - 総務|長南 鉄心
メンバーが動きやすいように、活動全体を支える。
自分たちがずっと主役でいるためではなく、次の中高生が主役になれる場所を残すために活動しています。
0から、第1回へ。
2026年6月8日|準備組織がスタート
高校生6人で、鶴岡少年議会創設準備実行委員会を結成しました。
2026年夏〜秋|政策と選挙を試す
少年議員体験ワークショップと、生徒会選挙をおもしろくする活動を行います。
2026年11月ごろ〜2027年2月|設立メンバー募集
僕らのほかに、公募で設立メンバーを集めます。
ワークショップ参加者との請願、組織のルールづくり、少年市長・少年議員の役割や選挙方法の設計に取り組みます。
2027年3月|立候補者を募集
少年市長と少年議員の立候補者を募集し、マニフェストや候補者インタビューを発信します。
2027年4月|選挙、第1回鶴岡少年議会へ
鶴岡市内に在住または在学する中高生が投票し、少年市長と少年議員を選びます。
ここで初めて、中高生の一票で選ばれた代表による「第1回鶴岡少年議会」が始まります。
まだ完成していない。だから、一緒につくれる。
政治に詳しい必要はありません。立派な政策を考えている必要もありません。
立候補する。投票する。アンケートに答える。活動を応援する。友だちに伝える。
中高生には、いろいろな参加の方法があります。
そして、市、学校、企業、地域のみなさんの協力も必要です。
ただし、大人が答えを決める議会にはしません。
考え、選び、決めるのは中高生。その挑戦を、知識や経験、つながりで支えてもらう。そんな協力の形を目指しています。
中高生の小さな「こうだったらいいのに」が、政策になり、まちを動かすかもしれない。
帰りたい街を、自分たちで。

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